商品購入から購入後にかけ、消費者と直接の関係を築くダイレクト・トゥ・コンシューマー(D2C)事業に参入する企業が増えている。しかし集客や顧客の定着はもちろん、商品開発の時点から課題を抱えるケースは少なくないようだ。では、どう解決していくか――インテリア写真共有サービス「RoomClip」を運営するルームクリップ社の高重正彦社長と、このほどCEO室長としてルームクリップの経営に参画した、ディノスの最高EC責任者(CECO)の石川森生氏が語った。
商品開発・集客・保持 D2Cの課題を解くRoomClipの「売り場」
D2C(Direct to Consumer)とは商品の開発から流通・販売までの流れを自社で一貫して行うビジネスモデルのことを指します。
D2Cを取り入れることで、自社のブランドイメージの向上や、利益率の上昇といった効果が見込めますが、数多い課題をクリアにしないと失敗してしまいます。
(D2Cの課題)
■マーケティングの仕組みづくり
■ネット上でのブランド認知の獲得
■自社の商品・サービスの差別化
■顧客分析が活用できていない・・・等
これらの課題クリアは、決して簡単ではありません。
そしてブランドイメージが必要なD2Cにとってカスタマーサポートはただの窓口ではなく重要なポイントの1つになります。