チャットボット

「AIチャットボット 作り方」で検索しているあなたへ!チャットボットを導入する前に読んで欲しい3つのポイント。

チャットボット作り方

Googleで検索をしていると「AIチャットボット 作り方」という検索ワードが表示されました。検索ワードから辿り着いたページには「チャットボットを開発できるサービスを活用し、ゼロから作る方法」「お客様からの質問をひとつひとつ想定しながら問答を考えてゼロから設定する方法」が掲載されていました。

もちろんシステム開発が出来る人材がスタッフにいるのであればゼロから自社で開発することも可能でしょう。
ですが、システム開発が出来るスタッフがいなければ、外注化するか、もしくは、来る日も来る日もパソコンの画面を見て調べながらチャットボットのシステムを開発、設定する必要があります。(想像しただけで、果てしない世界が広がりますよね…涙)

でも、ちょっと待ってください!!


ゼロから作らなくても、すでにサービスとして存在する「チャットボット」を導入するだけでその問題は解決するかもしれません。

あなたの会社に本当に「チャットボット」が必要なのか?
何のために「チャットボット 」を導入するのか?
「チャットボット」を導入することで何を改善したいのか?

上記の要点をしっかり検討をすることで、必要なサービスを見つけることが出来るはずです。

実際にこちらのチャットボット コンシェルジュのサイトにも「AIチャットボット 」を検索して訪れている方もいらっしゃいます。どこかで「AIチャットボット」という言葉を聞かれて、検索されているのかもしれません。今日のこちらの記事が、「AIチャットボット」に関して考えるきっかけ、サービス導入の検討につながれば幸いです。

それでは今日もみなさまとお時間を共有しながら、チャットボットについて学んでいきたいと思います。

AIチャットボットを導入する前に考えておきたい3つのポイント

はじめにチャットボットのサービスを探す前に考えておきたいことがあります。
それが「自社の問題解決にチャットボットは本当に必要なのか?」という点です。

企業の問題は幅広く、解決、改善していくためにはスピードも求められます。その中で、「チャットボットが流行っているからなんとなく導入してみようかな?」「チャットボットを導入すれば何かうまくいきそうだ!」と思って導入するのは時期尚早かもしれません。

これからチャットボットを導入するのならば、ぜひチェックポイントを書き出してみてくださいね♪

例えば、カスタマーサポートの電話窓口がいつも混線状態だったとしましょう。

ポイント①(課題:会社側が解決したいと願う悩み)

・電話がなかなかつながらない!というお客様のクレームが入っている
・コールセンターの改善は気をつけているが状況が改善されている実感がない
・情報がどんどんアップデートするのでスタッフの育成にも時間を要する

ポイント②(現状:お客様が抱えている不満)

・電話がなかなかつながらないのでイライラする!
・電話するよりも、早く情報を知りたいのに!
・また今度電話しようかな…

ポイント③(原因:不満が生じる背景)

・商品説明や契約内容の確認など、ひとりひとりに時間がかかる内容を取り扱っている
・実は似たような相談でいつも電話が混線になっている
・実はHPに質問に該当する内容は記載されている該当ページがなかなか見つからない

優先順位:解決策の選択

・コールセンターの窓口を増やす
・電話をかける前に悩みを解決できるページを作成する
・チャットボットを導入し、お客様の悩みを電話をする前の段階で解決する

実際に「チャットボット」を導入する前に、解決できる問題もあるはずです。また、多くの企業がホームページを持っていらっしゃるので、ホームページの改善や導線の見直しも顧客満足度につながります。

本当に自社のサービスにチャットボットは必要なのか?という点は、企業の課題を見直し、取り組む優先順位によっても変わってきます。あなたの会社の現状はどうでしょうか?

コールセンターの業務改善のために「ロアンナ」を導入された企業様のインタビューも合わせてお読みください。

【活用事例】働く者同士が共に改善し続ける これからの土台づくりのために 九州総合サービス株式会社様(担当者:都々木隆さん)にチャットボット「ロアンナ(エンタープライズ版)」の導入に至った経緯、そして、今後の...

チャットボットの機能を理解しておく!

チャットボット には大きく分けて「AI搭載(FAQ)型」「AI非搭載型のシナリオ型(ルールーベース)」の2つが存在します。また「AI非搭載型のシナリオ型(ルールーベース)」の中にも種類があり、大きく分けると以下の2つになります。

誘導型(選択肢型)あらかじめ決められた質問項目を選択肢として準備をしておき、選択することで回答にたどり着く仕組み。

コンシェルジュ型ユーザーが打ち込む言葉のニュアンスを理解し、その言葉に合わせて返答を行いながら、必要な回答をお伝えする仕組み。

誘導型のメリットは、あらかじめ質問する場所が決まっている際にはお客様を迷子にすることなく、問題解決等を行うことができます。

例えば、ホテルの予約やチケットの予約などは誘導型を導入されている企業が多い印象です。


「ご覧になられたい演目はなんですか?」
「ご予約の希望日は?」
「何名様ですか?」
「お席の希望はありますか?」
など、ある程度、決められた質問で成り立つ場合は、誘導型で内容を確定させて問題を解決(この場合だと予約)をしていきます。

誘導型のデメリットをあげるとするならば、お客様からの質問や要望が打ち込まれた時に「その質問に関する答えはありません」「解決しましたか?」と謎に会話が途絶えることがあります。

お客様から寄せられるありとあらゆる質問をあらかじめ設定しておくためには、チャットボットを設定する際に、チャットボットを設定する側が想定質問を大量に設定しておく必要もでてきます。

コンシェルジュ型のメリットは、決められた質問を設定するのではなく、お客様が知りたいことを会話のように投げかけることからスタートします。ユーザーの微妙なニュアンスを理解できる自然言語理解技術(NSU)を持っているシステムなどはよりコンシェルジュ型と言えます。


チャットボット 「質問はこちらにありますか?」
お客様「チャットボット について」
チャットボット 「導入方法についてですか?/登録方法について/特徴は?」
お客様「(導入方法について)をクリック」
チャットボット 「こちらの流れをご参照ください。まずはじめに…(以下省略)」

このように質問に対して答えたり、選択肢から選ぶなどしながら必要な答えを求めていきます。また、AI技術を用いたチャットボットになると、質問に対する答えをひとつひとつ登録していなくても、これまでの質問の経歴をデータとしてより答えに近い答えを導きお客様に提案してくれます.

(このAI技術があるかないかで、初期設定に大きな差があることはまた改めてご説明致します!今日のところは割愛させて頂きます。ですが、本当に大切です!)

チャットボット の種類が様々だからこそ、質問誘導型がよいのか、コンシェルジュ型がよいのか?など、自社のサービスの雰囲気、状況、展開に合わせて選んでいくと良いでしょう。

AIチャットボット機能を持つ 「ロアンナ」を導入したらどうなる?

チャットボットのサービスを提供している企業も多く機能も様々です。
私たちの提案しているチャットボット システム「ロアンナ」にも機能がたくさんあります。


1. 質問回答機能
2.音声入力機能
3.Q&Aの回答機能
4.応対履歴管理
5.レポート/分析(一部機能)
───────────────
6.質問ログダウンロード
7.ユーザー辞書
8.Q&A一括登録機能
9.カテゴリ登録
10.サブ管理者機能
11.カテゴリ別権限設定
12.セレクトアンサー機能

(2020年11月6日にリリースされ、各種メディアに取り上げられた業界初のフリープランでは上記プラン(1〜5)まで無料でお使いいただけます!詳細はこちらから )

「AIチャットボットを作りたい」と検索される方がいらっしゃって、「AIチャットボットを導入したい」と考えられる企業さんからのお問い合わせや質問も日々頂きます。

ロアンナには自然言語理解技術という強みがあります。あらかじめ決められた質問に答えを初期設定しておくことで、人それぞれの言い方や言い回しを理解し、回答することができます。この技術によって「質問したけれど、答えが見つからなかった!」という状況を極力減らすことができます。

まずはチャットボットの世界に触れることで、
「本当にチャットボットを導入すべきなのか?」
「チャットボットを開発せずとも今あるサービスの導入で良いのでは?」

ということを考えるきっかけになるはずです!

それでは次回、またお会いしましょう!

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