デジタル政策の司令塔を担うデジタル庁が9月1日、発足から1年を迎えた。8月10日発足の第2次岸田改造内閣で3代目のデジタル相に就いた河野太郎氏は、新型コロナウイルス禍で露呈した日本のデジタルトランスフォーメーション(DX)の遅れを取り戻す決意を表明し、就任早々に持ち前の突破力を見せた。
デジタル庁発足から1年 日本のDX推進へ実行力が問われる局面に
デジタル庁は、デジタル社会形成の司令塔として、未来志向のDXを大胆に推進し、デジタル時代の官民のインフラを今後5年で一気呵成に作り上げることを目指し立ち上がりました。
1年間で大臣が次から次へと代わり、「ブラック職場」と揶揄され、人材流出が深刻な霞が関となりました。
結果として主だった結果がでない1年となりました。
今後は、河野大臣の突破力が問われています。