NEWS

ChatGPT の最新アップデートでメディアのトラフィックが吸い上げられる?

オープンAI(OpenAI)のChatGPTが誕生して以来、パブリッシャーは検索結果から得られる参照トラフィックが減少する可能性に懸念を示してきた。ジェネレーティブAIを利用したこのチャットボットには、ソースを引用せずに情報を提供する能力が備わっているからだ。

もっとも、ChatGPTは2021年9月までのデータにしかアクセスできなかったため、トラフィックへのChatGPTの影響を減らしたいパブリッシャーには、リアルタイムの情報や速報を提供できるという優位性があった。だが、これも終わりだ。

オープンAIは9月27日、ChatGPTがインターネット上のコンテンツにリアルタイムでアクセスできるようになったことを発表した。いまのところ、この機能はChatGPTの有料ユーザーに限定されているが、「近いうちにすべてのユーザーに拡大される」と、オープンAIはXへの投稿で述べている。

ChatGPT の最新アップデートでメディアのトラフィックが吸い上げられる?

Webトラフィックなどについて調査を行なっているSimilarwebの調査によれば、2023年6月のAIチャットボット「ChatGPT」サイトへのトラフィックが、サービス後初めて減少に転じ、5月との比較では9.7%減となった。米国に絞るとさらに顕著で、10.3%減となっています。
様々な問題が潜んでいますが、ビジネスモデルは今後、どう変化していくのでしょうか。

自然言語理解AIラボのサービス

自然言語理解AIでDX促進のお手伝いをしております。