欧州連合(EU)欧州議会は13日の本会議で、対話型人工知能(AI)「チャットGPT」など生成AIを含む包括的なAI規制法案を可決した。加盟国で構成する理事会が近く承認し、成立する。2026年ごろに適用が始まる見通し。主要国・地域で初めてAI技術の包括的な管理を目指し、偽情報の蔓延やAIによる人権侵害を防ぐ方針だ。
世界初、EUの包括的AI規制法案を欧州議会が可決 生成AIの明示を義務化
世界初の制裁金がポイントで、企業が違反した場合、最も重いケースで3500万ユーロ(約56億円)か、年間売上高の7%のいずれか高い方が制裁金として科される。EU域内で活動する外国企業も対象となる。
さらにAIは、これまでのテクノロジーよりも管理するのが何倍も難しくなっていくと思われます。